先日、9/20(日)に「まちば開きinくらふとや」というプチイベントを開催しました。コロナ禍での開催となりましたが、敷地の広さを利用して屋外スペースを存分に活用したため、密を避けての実施が可能となりました。
開催に至るまで
「まちば開き」というネーミングについては、まちづくりチーム「さの町場家守舎 まちばの芽」が2020年2月より活用に取り組む築200年の町家「くらふとや」のお披露目、そして江戸時代に栄えたさの町場をこれから再生していくための狼煙を上げるような意味合いでつけました。(プール開きみたいに、さの町場解禁!みたいな感じです)
開催前は、いったい何人来るのか数読みができず、多すぎても時節柄マズイし、少なくても出店してくれている方に申し訳ないので心配していました。
しかし、そんな中、読売新聞さんが記事で大きく僕たちの活動とイベントのことを取り上げていただいたため、地元を中心にちょうどいい程度にたくさんの方にご来場いただいたのです。本当に感謝です。
不安は希望へ
もう一つの心配事がありました。半年間メンバーで片付け、清掃に取り組んできたものの、客観的にみたらくらふとやはまだまだ綺麗とはいいがたく、また、当日の出店数も少なめにしていたため、来られた方が満足されるかが蓋を開けてみるまでわかりませんでした。
しかし、それも杞憂でした。当日は、古民家に関心のある方、お子さんを連れたご家族、ご近所さん、そしてSNSを見て来られた若い方(インスタ凄い!)など、まさに老若男女が集いましたが、それぞれが思い思いの楽しみ方で喜んでいただけたようでした。
飲食ブース 着物でお越しの方も
幅広い層の方々にお越しいただいたことで、僕たち自身がくらふとや、ないしはさの町場のポテンシャルと可能性に改めて気づかされる機会にもなりました。
とりわけ、広い敷地を有する古民家が小さいお子さんがいるご家族との親和性が高いように感じました。(子どもがイキイキとして、また歴史文化の良い教育の場にもなると)
出発を分かち合う
冒頭でも述べたように、まちば開きは僕たちがさの町場に上げた一筋の狼煙です。まさにここをスタートライン、出発点としてエリア再生に取り組んでいくという発信です。
今回お越しいただいた方は、みなこの出発点の目撃者です。ここからどうくらふとや、そしてエリアが変わっていくのか見届け、応援いただき、一緒に関わってもらう、さの町場の関係人口となりました!
次の一手としては10月から毎月第2土曜日にマーケットを開催します。どんどんエリアへの期待、注目を高めていくことから始めていきます。
さの町場の夜明け
まちば開き終了後、メンバーの一人が誕生日ということもありお疲れ会を兼ねて当日のスタッフ、サポーターで懇親の場を設けたさなか、ふと外を見ると紫がかった不思議な空模様が見えました。
ドーンパープル(dawn purple:夜明けの紫)といって、本来は夜明け前にしか見られない現象のようです。奇しくも僕たちとさの町場の門出を祝うようでした。
感謝
本イベント開催にあたっては多くの方々の応援を頂戴しました。オトメゴコロさんからは祝入りのおむすび(塩むすび⇒縁結び)、パティスリーアンスリールさんからはくらふとやの絵入りクッキーをいただく暖かいお心遣いを。Mrさの町場・ダイクマンさんからは祝いの花代わりの演奏を。
また他にも多くの方から差し入れや様々な形の応援をいただき、おかげさまをもちまして盛況のうちに終了できました。心よりお礼を申し上げます。
オトメゴコロの祝入りおむすび パティスリー アン・スリールさんからは
特製くらふとやクッキー!